TOEIC 勉強時間の確保状況を確認
1日は24時間
コンビニの前で屯しても24時間
一日中図書館に籠っても24時間
仕事に追われても24時間
あなたはなににどれだけ時間を費やしていますか?
今日はちょっとしたビジネス書にはよく出てくる時間の使い方の管理方法をひとつ紹介します。
「時間管理のマトリックス」と呼ばれるものです。
①縦軸と横軸を「十」の字を描くように用意し、4つのボックスを作ります。
②縦軸は「重要度」で、上に行くほど重要と考えます。ここでいう重要とはその行動によってなんらかの報酬があるかどうか。
③横軸は「緊急度」で、左に行くほど緊急と考えます。ここでいう緊急とは時間的な制約があるかどうか。
④左上の第一領域は緊急かつ重要で、通常「問題」もしくは「危機」と呼ばれるものです。締め切りのある仕事・クレーム処理・病気や事故がこの領域です。
⑤右上の第二領域は重要だが緊急でないものです。人間関係づくり・健康維持・勉強や自己啓発・品質改善。もちろんTOEICの勉強への投資はここに入ります。
⑥左下の第三領域は緊急だが重要ではないものです。突然の訪問・営業電話・多くの会議や報告書・無意味な接待や付き合い。
⑦右下の第四領域は緊急でも重要でもないものです。暇つぶし・単なる遊び・だらだら電話・待ち時間・多くのテレビ。
過去記事で右下の第四領域を減らすことはお願いしましたよね?覚えていますか?
具体的には、帰宅時の自動的にテレビをつける習慣をやめる。平日の禁酒など・・・思い出してくれましたか。
実際、意識せずに生活していると、右上の第二領域に投資する時間は5%程度でしょうか。10%作れていたら優秀です。しかし、ここで問題なのは多くの人左側の「緊急」なことに全体の80%の時間を費やしてしまっていることです。この緊急領域の作業は疲労と追われる圧迫感からその後必ず右下の第四領域が待っています。
締め切りのある仕事に追われ、帰宅時には心身ともに疲れ果ててお酒を飲みながらテレビをぼーっと見てしまう・・・
こういう状況の時は早く寝ては早く寝て前向きに仕事に向かっていくという精神状態を維持するのは困難ではないですか。明日が来る現実を避けたくてついつい深夜までテレビを見てしまいますよね。これは悪循環です。明日の仕事も集中力を欠いてミスからさらに仕事が増えるでしょう。
そもそも左上の量が多いのは、右上の備えが足りないからだということに気がつかなければなりません。ここでは詳細は省きますが、目標は右上の第二領域への時間的投資に30%を投入できることです。16時間起きている時間があるならば5時間弱です。
これはきちんと生活を組み立てないとかなり難しい数字です。まずは左上の第一領域を50%に抑えましょう。第一領域には電話対応や無意味な会議、移動時間は含みません。1日8時間。集中できる時間がこれだけあれば十分仕事ができるでしょう。8時間での仕事の組み立てをしましょう。
Ryo

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