号外 英会話学校王手ジオスの破産
報道によると
昨日21日、
英会話学校大手のジオス(GEOS)の一部経営陣が
東京地裁に破産手続きの開始を申請し、
保全管理命令を受けたことで、
7000人以上が通う99校が21日、突然閉鎖されました。
これを受けて我々はどう考えるべきか・・・
負債額は75億円。
英会話事業の一部は、経営破たんした「NOVA」の事業を継承したジー・コミュニケーション(名古屋市)に譲渡されます。
ジオスは21、22の両日、全校を臨時休校。全国の「ジオス英会話」「ジオス子供英会話」の約230校がジー社によって継承され、23日から授業を再開の見通し。ただ、受講料の返還には応じない方針です。
一方、約100校が閉鎖を予定。
現場で働く従業員も朝の会議(電話会議システムかskypeをイメージしてください)でこの破産を知り、午後からミーティングが持たれた模様。再建に向けてどのようにモチベーションを維持できるのかが気がかりです。
ここで危険なのは、3年前のNOVAと混同してしまうことです。英会話学校としてのシステムも企業姿勢も客観的に見てまったく別物で、その差がこの3年だったと個人的には思っています。(この辺りは要望が多ければ詳細をお伝えします)
また英語を真摯に学ぶ我々は動揺してはいけません。受講料を納めている受講生の皆様には気の毒ですが、これから英語を学ぶことを決意したこのブログの読者の方々は一歩引いて全体を見てください。
「英語を勉強するのが怖い」などと言って英語の勉強を始めない理由づけをしてはいけません。このジオス破産騒動が静まった後、あなたには「英語がまだできない自分」だけが残ってしまいます。
コントロールできない外部要因に支配される必要はありません。コントロールできる自分の舵取りをしましょう。
景気が悪いから、NOVAのあおりを受けて・・・と外部要因のために失敗して「かわいそうな自分」を演じても、誰も助けてはくれません。外部要因に順応して自分が変わらないと生き残れないのです。今回のジオスの破産は反面教師となりますね。ガラパゴスのイグアナは環境に順応し、丘に住むものと海に住むものがいます。人類の我々も変わらなきゃ。
グローバル化が進む現代。英語がますます求められる現実は少しも変わりません。そして我々がまだそのステージに立っていない現実も残されたままです。
さあ、ひとつ勉強したことをラッキーととらえて今日も勉強を始めましょう!!
※この記事はこれから英語の勉強を始めようと決意した方が読む前提で呼びかけたものです
Ryo

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» アメリカGEOSランゲージセンターから発表がありました。 [ニューヨーク生活日記~NY留学情報から、現地文化やアイデアまで~]
NYジオスの校長先生からメールがあり、今後の運営について発表がありましたので、紹介させていただきます。
ジオスのノースアメリカより公式の発表によりますと、
ノースアメリカの学校は日本のジオスとは別の会社で運営していく事になる為、
通常の運営には変化はございません。
とのことです。
以下に発表を載せておきます。
Announcement from GEOS New York Corporation (GEOS USA) and GEOS Language Corporation (... [続きを読む]
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